防潮堤ができてしまったら


この防潮堤計画に向き合ってもらいました。あと数日で計画は進んでしまいます。

正直このままでは、この計画が進んでしまうのは目に見えています。

多くの人の耳にこの情報が入ること、そして一人でも多くの人が行動を起こすことがこの計画を動かすこととなります。

まだ多くの方が他人事、そしてできないであろうという憶測で動いているのが現状です。

自身のサーフコーチングのメンバーに問いかけてみました。防潮堤計画進んでしまったらどうしますか?そしてどうなってしまうと思いますか?

生の声をいただきました。こうして行動していただけることに感謝しています。

<もし防潮堤ができたら>

書きたいことは山ほどあるけどまとまらないから、今回は辞めときます。 
ただ、言えることは一度でも人が手を加えた物は二度と元どおりには戻らない! 
国が予算をかけてやった物は絶対に壊す事はありません。 
過去に千葉は多くの問題に直面してきました。 
大切なのは今です

<もし防潮堤ができたら>

防波堤が出来たらサーフィンが出来なくなる。僕はどこでやれば良いの? 

小2年生

防波堤の出来ると砂が無くなりサーフィンが出来なくなる。観光客も少なくなってしまいます。 

中学一年生

<もし堤防ができたら>

自然が崩れるのはもちろんですが、個人的には旅館の板前をやってますので、観光業のダメージを先に考えてしまいます。 
お客がこなければ雇用は減り、職を失う人がでてくるとおもいます。 

ただでさえひと昔前に比べたら旅館に泊まるお客がへっているのに。

<もし防波堤が出来たら>

美しい海岸が壊れるのはもちろんの事、コンクリートに覆われて刑務の中に入っている感じなると思います。伊豆地区は、観光業が主な業種であり、特に民宿・ホテルまたそこに出入りしている業者さん(八百屋・魚屋など)大打撃を受け会社は倒産して、そこに働いていた従業員も解雇されてしまいます。そして、働く場所が無くなり移住する事になります。伊豆地区の過疎化が急速に進むようになると思います。 
しかし、そこの場所で住んでいる住民の命は大切です。住民の人中では、高齢者・障害者の人・妊婦さん・小さな子供たちがいます。その人たちでも、避難出来るバリヤフーの避難経路や、滑車のような乗り物で山の上の避難場所まで運ぶことが出来る物を造って貰いたいです。 

 

<もし防潮堤ができたら。>

想像してみました。 
風向きも変わり、自然のサイクルを破壊して砂はなくなり、防潮堤に波があたるようなビーチではなく場所になってしまう恐怖。もちろん観光する場所ではなくなりホテル、旅館は打撃をうける恐怖。誰のために防潮堤を?もちろん住民の大切な命を守るために国が動いているのなら、防潮堤より命(自然)を守れる方法を考えてほしい。ビーチの近くには数分で行ける山々があるじゃないですか?その山に逃げる避難路をつくり、避難施設やドクターヘリなどが離陸できるようにして、津波以外にも利用できる施設になれば無駄にならないのでは?すみません。自分の考えなので。 
ただ防潮堤ができて笑顔になれる人がいるのかな? 
吉佐美の一人一人が本気で大切な町を海を守ってほしいです。

 

<子供達に今回の防波堤建設について話をしてコメントを書いてもらいました。> 

私はかべをつくるのに反対です 
理由は 
・海がかべがあって見えなくなるから 
・もしかしたらサーフィンできなくなるから 
・かべ以外に道をつくったり、他にも方法があるから 
・海で知り合った友達に会えなくなるかもしれないから 
・すごくら寂しい、悲しいから 
小学5年生 女子 


もしからしたらサーフィンができなくなるから。かべじゃなくても上へにげれる道さえあれば、にげれるから、かべじゃなくて道でいいと思う。サーフィンしてる人もそうでない人もそう思うのでかべをやめてください。 
小学4年生 男子 


毎週、サーフィンをするために伊豆へ通っています。サーフィンするのなら、伊豆でなくてもできますが、なぜ伊豆にこだわるのか。私が住んでいるところは、同じ静岡でも住んでいるのは海から遠い場所です。サーフィンを始めた頃、アマチュアでは現在の大野Pro兄弟、進士剛光Proが常に全国大会ファイナリストとして活躍し、今村大介Proが当時の世界チャンピオンに国内の大会で勝利するなど、伊豆出身のサーファーが活躍していました。歴代の多くのサーファーを育てた伊豆の海へ足を運ぶのは必然であり、なにより国内屈指の水質、透明度、そしてロケーションは多くの観光客はもちろんサーファーにとっても最高の環境だと思います。 
もし防波堤が建設されたら… 
サーファーは波さえあればいいのだから関係ないのでは?と聞かれたら、答えはNOです。たとえ波がなくても、打ち寄せる小々波の音や遠くに見える伊豆諸島、振り返れば自然豊かな山々が見える。この環境に心が癒されてきました。防波堤により環境が変わってしまっても、サーフィンできれば通うでしょう。でも砂浜が侵食されサーフィンできなくなってしまったら…果たしてどうでしょうか。海というオプションがなくなってしまったら、温泉だけなら他の場所をチョイスするかもしれません。それだけ伊豆における海の魅力は欠かせないものだと思います。コンクリートの壁を見には…行かないですよね。 
最後に、国内屈指のサーフィンエリアである千葉の友人が言っていました。 
確かに千葉は波があるけど、伊豆は違うよね。なにより砂が白い。そして水が半端なく透明で、景気が最高だよ!と。 

39歳 男 


長文ですみません。 

子供達はコメントを書いたあと、建設後の景気を思い浮かべ悲しくなり泣いていました。 
特に小僧は号泣してました。 

もっと良い方法があると思います。